逆アクセスランキング

近 未 來 辞 典
(この頁は随時更新)

             ヤラワ


戻る

■ ア ■■■
ウィメンズ・プラザ 女性のためのプラザ。各都道府県にある。男子禁制。
おしらす 時代劇に出てくる“お白州”のこと。女権委員会による取り調べが行われる場合、男は冷たい床に正座、それを女性たちが高所から見下ろす、というスタイルになりがちなことから、このような俗称がついた。女性側、男性側、どちらが言い出したかは不明。
お仕置き 男性懲戒術を参照。
オトコノコの刑 近未來の女権社会で行われる男性懲戒術の一種。おおむね15歳以下の男子に対して行われる。いくつかのバリエーションがあるが、共通しているのは、「少年だからこれで許してもらえるが、大人だったら、オチンチンを切られる」という風に教え込むことである。主として、女子生徒に対する暴力の代償として行われる。

 まれに、二十歳以上の男性に対してオトコノコの刑が行われることがある。それは、二十代にもなってこんな子供のお仕置きみたいなことをされるという、精神的打撃を与えるために、あえて行われたものであり、それ自体一つの男性懲戒術として成立しているが、本来の意味でのオトコノコの刑とは異なる。

 なお、宮刑を参照。
男だけの島 世界的なトレンドである女性優位思想に反発し、「今の時代に自分たちの居場所はない」といって、無人島に移り住んだ男たちが原始生活をする島。世界中に10,000以上あるといわれる。

 通常「とるに足りない」として、放置されている。ただし、ある島の男が少女を誘拐しようとした事実が発覚したときは、米、英、仏、露の女性兵士からなる連合軍によって攻撃が加えられ、一晩で全滅させられた。
女の敵を切りきざむ会 神奈川県厚木市に本拠を置く認定女性団体。日本では数少ない、男性滅亡論たちの集団である。そのネーミングから分かるように、痴漢や性犯罪者に対して、苛烈きわまりない制裁を加えることで有名。何らかの理由で彼女らに捕まった男は、まず助からないといわれる。

 代表の榎本美沙子が美人であり、テレビや週刊誌などのマスコミによく登場するため、団体としての規模が小さいわりに、一般の認知度が高い。

 なお、米国に存在する同名の団体(UOCC)とは関係がない(らしい)。
女法 おんなほう。女権擁護法のこと。
女らしさの肯定・
男らしさの否定
 自然界において、子供を産み育てる女性性は偉大であり、破壊と暴力に満ちた歴史をくり返して来た男性性は、女性性に比べればはるかに劣る、という考え方。検証不能なイデオロギーにとどまらず、生物学的・解剖学的アプローチがなされていることが重要。近年の女性優位思想の根本を支える。

 これがさらに大きく二流に分かれ、女性優位を保つことで結果的に男性も幸せになれるという北欧型と、男性は社会・文化の担い手として不要とする米国・オーストラリア型がある。日本は折衷型といわれる。

 いずれの型も、政治・経済・社会の枢要は女性が担うという点は同じ。
▲Returns to the top.




■ カ ■■■
カーリ 民間企業。性犯罪や痴漢行為の加害男性に対して、懲戒権があるといわれても、どうしていいか分からない女性のために、懲戒権を代理行使する。

 このような民間企業による代理が認められるかが問題となり、訴訟に発展したこともあるが、現在では女権法によって認められている。(業者は事前に届け出が必要)

 利用は懲戒一件につき、5,000 - 30,000円程度とリーズナブル。懲戒権者である女性の意見を最大限尊重する姿勢が評価されている。

 なお、“カーリ”はインドの言葉で、復讐する女神の意。
改正日本国憲法 女権法の改正にあわせて、改正された。平和主義、女性優位、自然環境への配慮などがうたわれている。
糾弾・糾弾権 「今日なお女性差別の実態には極めて深刻かつ重大なものがあるにもかかわらず、差別事象に対する法的規制若しくは救済の制度は、現行法上必ずしも十分であるとはいいがたい。そのため、従来から、差別事象があった場合に、被差別者が法的手段に訴えることなく、糾弾ということで、自ら直接或いは集団による支援のもとに、差別者にその見解の説明と自己批判とを求めるという手法が、かなり一般的に行われてきたところである。この糾弾は、もとより実定法上認められた権利ではないが、憲法14条の平等の原理を実質的に実効あらしめる一種の自救行為として是認できる余地があるし、また、それは、差別に対する人間として堪えがたい情念から発するものであるだけに、かなりの厳しさを帯有することも許される。」
去勢 宮刑を参照。
近未來
(きんみらい)
 さほど遠い未来ではないらしい。
強姦 女性の積極的かつ、能動的意思により行われるSEX以外のSEX。「強姦は魂の殺人」ともいわれ、仮釈放のない終身刑が言い渡されることもある。
▲Returns to the top.




■ サ ■■■
シェルター 女権委員会が全国各地に設置する、女性のための駆け込み寺。もともとは、DVやストーカーなどの被害から女性を守ることを本旨としていた。女性優位思想が浸透した今日においては、被害女性が逃げ込む場所というよりは、「加害男性を連行して、とっちめる場所」として機能することの方が多い。

 シェルターといっても特別な建造物があるのではなく、少子化の影響でつぶれた保育園などの建物が、女権委員会により買い上げられ、シェルターとして活用される事例が多い。
ジェンダーフリー 最近はあまり流行らないらしい。女性の方が優れていることが科学的に証明されたからである。
女権委員 独立行政組織である女権擁護委員会の、個々の構成員をさす。女権法は、個々の女権委員に対し、裁判官の令状を必要としない秘密調査権や、男性懲戒権を与えている。

 女権委員は、「人格が高邁」で「高い見識を有する」「二十歳以上の女性」であって、「国又は地方公共団体の長が認定する女性団体(いわゆる、認定女性団体)が推薦する者」の中から選ばれる。任期は1年と短いが、再任に制限はない。事実上、“永久委員”と化している者も多い。

 女権委員は専従者と、そうでない者に分かれる。専従の数は、全国におよそ二千五百人おり、今のところ全女権委員の十分の一にあたる。

 女権委員には、60万円程度の“活動費”が与えられる。専従者には、さらに“研究費”として、年間350万円が支給される。また、女権委員には選ばれていないが、委員会の活動および設立趣旨に賛成する協賛会員が、全国に100万人いると言われている。
女権擁護委員会 女権法に基づき、法務省の外局として設置される独立行政委員会の一種。単に「委員会」又は「女権委員会」と呼ばれる。

 委員会のトップは、内閣総理大臣によって任命される女権委員長。さらに、四人の副委員長が任命される。委員長と副委員長の権限は同等であり、重要事項は五人の多数決によって決定される。それぞれの任期は二年で、二期四年まで再任できる。

 女権委員会の下には、四万人を上限として、全国各地に女権擁護委員(または単に女権委員)が置かれる。

 その過激な思想は、一部の男性からフェミナチなどと批判される。
女権擁護委員連合会 各都道府県ごとに存在する。個々の女権委員に対する指導・監視の役割を果たす。また、「痴漢・セクハラ110番」などの窓口を設け、女権侵害事例に対して、可及的速やかに女権委員を派遣するサーヴィスを行っている。
女権擁護法 正式名称は、「女権侵害による被害の救済及び予防等に関する法律」。一般に、女権擁護法、又は単に女権法(じょけんほう)、女法(おんなほう)などと呼ばれる。最初に制定されたのは平成二十六年春。その後、数次にわたる改正を経て、徐々にその内容を深化させてきた。

 “自然界は女性的原理によって支配されることが常態であり、本来のあるべき健全な姿である”という思想に基づき、 “男女共同参画よりも、むしろ女性による完璧な支配”を目ざし、“平和で豊かな女性社会”を実現するために、 “女性の権利を最大限に擁護する”ことを目的としている。

 ここでは従来のジェンダーフリー思想は超越され、それよりも露骨な女性優位の思想によって支えられている。

 ただし、我が国における女権法の精神は、「女性優位の社会でこそ、男性も真に幸福でいられる」という、北欧型の女性優位論にならっており、いたずらに男性を迫害しようとするものではない(らしい)。これに対して、米国型の男性滅亡論のように、あからさまに男を排除しようという思想もある。
処女 「バージンロード」や「処女航海」といった言葉は、近未來の女権社会においては、意識的な言葉狩りによって消滅している。
女性権利条約 2023年に、日、米、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアで結ばれた条約。「女性の権利に最大限配慮した法律を持たない国とは、経済面においても交流しない」という内容。これを機に、先進諸国で女性上位が加速した。なお、北欧諸国にも同様の条約がある。
女性上位のモデル都市 津田泉市を参照。
女性専用〜 近未來の女権社会においては、社会のあらゆる場面において、女性専用が存在する。女性専用車両、女性専用シートの他、女性専用タクシー、飲食店、ホテル、ショッピングモール、駐車場、映画館、コンビニ、書店などに多く見られる。一部の地方では、鉄道そのものが女性専用ということもある。

 なお、女性専用エリアに男性が故意に侵入することは、女権法による取り締まりの対象となる。(多くの場合、女性専用エリアには痴漢セクハラ110番のネットカメラが設置されており、トラブルが起きれば女権委員男子懲罰委員がすっ飛んで来る)

 なお、とくに女性専用の断り書きがなくても、電車の空席は女性優先と決まっており、男性がシートに座っていると「立ちなさい」と女性に命じられることもある。
女性侮辱罪 主にセクハラ行為や、女性の外見、年齢等に対する侮辱的言動を取り締まる。3年以下の懲役又は5百万円以下の罰金。
女性復光教 「古来、女性は太陽であった」という教えに従い、天照大神をあがめる。自然の中で子を産み、 育てる女性性を肯定し、戦争をくり返す男性性を否定する。男女平等ではなく、はっきりと女性優位を打ち出す点に特色がある。

 「貞操観念は男性にこそ必要である」とし、「女性はむしろ奔放な性を解放してよい」とするなど、物議をかもすことが多いが、近未來の女性たちは、おおむね好意的なようである。
女性優位思想 一部の発展途上国を除き、世界的なトレンドになっている。詳しくは、女らしさの肯定・男らしさの否定を参照。
腎虚刑
(じんきょけい)
 男性に対する懲戒術の一種。比較的ポピュラーで、よく行われる。

 「脳下垂体と脊髄に電極を挿し、腰髄上部の射精中枢に猛烈な刺激をあたえ、精液を枯渇させ、房事過度(腎虚)の状態を人為的に作り上げる」と説明されることが多い。

 当然、この刑を受けるさいには、男は素っ裸にさせられる。肉体的な苦痛もさることながら、多くの女性が見守る中で、手術用のベッドに無理やり股を広げさせられて縛りつけられる恐怖と屈辱感こそが、この刑の本質である。哀れな男は、電気刺激により勃起状態にされた生殖器から、大量の精液をまき散らし、約10分間も悲鳴をあげておどり上がりつづけるのである。(最後は精液など一滴も出なくなってしまうが、それでも最低10分間は装置が作動したままである)。

 男の屈辱の度合いに比例して、懲戒権者の女性は男に対する溜飲を下げることになる。男の交際相手や、妻子などが呼び出され、その面前で“処刑”されることも多い。

 これをやられた男は、一時的に性欲を失うだけでなく、二度と女性に逆らう気力が起きなくなるといわれる。

 痴漢や性犯罪者などに去勢罰が与えられる場合にも、その前に腎虚刑が行われ、“人生最後の射精”をさせられることが多い。
人権擁護法 女権擁護法ができたら、廃案となった。
精子牧場 米国とオーストラリアで試験的に導入された制度。従来の精子バンクを発展させたものと考えればよい。ここでは、優秀な頭脳と肉体を持つ18 - 35歳まで男子が、文字通り女性から「飼われて」おり、需要に応じて精子を提供する。女性側は莫大な掛け金を支払い、精子牧場の会員になると、気に入った男子の「オーナー」になれるという仕組み。

 「男性収容所」として批判されるが、当の男性は、強制連行されて来たわけではない(らしい)。
草食系女子 近未來の女権社会において、男に対して優位性を主張しない、昔風の女性。一定数存在すると思われるが、一見草食風に見えても、実は中身はそうでないことも多いので注意が必要。
▲Returns to the top.




■ タ ■■■
男子懲罰委員会 主に女性警察官によって組織される。女権委員会と似ているが、完全に別組織である。現在の女権法ができる以前から、痴漢や暴力男に対する「現場懲罰権」を有し、痴漢退治のプロとして活躍していた。

 女権委員会が全国組織として認知されるにつれ、その役割を終えたという見方が一般的。他方で、痴漢や暴力男に対するプロとしての訓練を受けており、いざという場面では、女権委員よりも頼りになる、という声も根強い。いずれにせよ、男子懲罰委員と女権委員は、協働する関係にある。
男性懲戒権 文字通り、女性が男性を懲戒する権利のこと。単に懲戒権、懲罰権などともいわれる。もともとは痴漢や性犯罪の被害者が、加害男性に対して、懲罰を与えることを想定していたが、次第に拡大され、今では女性侮辱罪などにも適用がある。

 すべての女権委員は、女権侵害があったとされる事例において、個々の裁量で、懲戒権を行使できる。女権委員一名につき、六名までの女性が懲戒に参加できる。懲戒権を行使した場合には、二週間以内に、女権擁護委員会に報告書を提出することが義務づけられている。
男性懲戒術 文字通り、男性を懲戒するための技術のこと。俗に「お仕置き」と呼ばれる。近年では、これを専門に研究する女性研究者もおり、女性グループによる勉強会や、講師を呼んでの講習会なども広く行われている。

 普通、女性は年齢を重ねるにつれて、高度な懲戒術を身につける。

 代表的な懲戒術として、腎虚刑がある。

 なお、懲戒術によって男性を殺したり、宮刑以外の肉体刑を科すことは認められていない。
男性滅亡論 近未來における、過激思想の一つ。X染色体の一方を欠く男性は“できそこない”であり、この世には女性だけが存在すればよいとする。近年の生殖医療の飛躍的発達が背景にあることはいうまでもない。

 男性滅亡論者によれば、男性はごく少数の者が、精子を提供するためだけに精子牧場で飼われればよく、社会・文化の担い手としては不要であるとする。米国務長官のマーガレット・ニコルが代表的存在。

 「マン・デス思想」「男性不要論」なども、大意において同じである。

 日本では今のところ少数派にとどまっている。が、女の敵を切りきざむ会のように、現行の女権法を廃止して、もっと大胆に男性滅亡論を取り入れた新法を作るよう運動する団体も存在する。
痴漢・セクハラ110番 女権委員会設置した緊急窓口。24時間無料で都道府県の女権擁護委員連合会に相談でき、事案によっては、各地の認定女性団体が、女権委員を現場へ急行させるシステムが完成している。
懲戒センター 痴漢や性犯罪者のうち、再犯の恐れがある者を一定期間収容し、特別な措置を施すための施設。裁判の有罪判決として言い渡される場合のほか、女権委員の裁量的判断により、必要な者に対して、必要な期間収容を命じることもできる。(その場合、最短は2日間から可能で、最長は7年まで)

 かつて、恋愛関係が破綻した場合に、元彼氏や元夫を「懲戒センター送り」にする女性が続出した。そのため、現在は懲戒センターに送る前に、市の職員による事前審査が行われ、男性側の言い分にも、いちおう耳をかたむける運用となっている。
津田泉市 女権法改正に先立ち、現行の女権法とほぼ同じ内容の、女性のための権利条例を制定し、話題となった。現在でも、「女性上位社会のモデル都市」として、世界に知られている。

 「男は、女性の言いつけに逆らったら、街頭で鞭打ち」「女性に対する気づかいのできない男は、飲食店などで強制的に労働させる」など、独特のルールがある。

 市長は弁護士出身の大嶋翠(おおしまみどり)。
抵抗勢力 昨今の女性優位思想に反発し、メディアなどで、ことさらに男性性を肯定する発言をくり返す者をさす。大抵は女性から相手にされない。
▲Returns to the top.




■ ナ ■■■
ニキータ法 「すべての女性が、性的に危険な者が近隣に引っ越してきたのかどうかを知る権利がある」との理念に基づき、米国で制定された法律。ミーガン法をさらに発展させた内容になっており、被害女性の一方的な意思により、去勢罰を与えられる点に特色がある。
日本女性党 誤解されがちだが、近未來は日本女性党による独裁政治ではない。日本女性党は、2017年以降、常に政権与党の座にあるが、単独では過半数を割ることが多い。むしろ重要なのは、日本女性党を中心にした、緩やかな連立政権のもとで、さしたる混乱もなく、女性優位政策が行われているということである
認定女性団体 女権法に基づき、国又は地方公共団体の長によって認定された女性団体。団体のメンバーの中から女権委員を推薦する。闘争的なフェミニズム集団であることがほとんど。個々の女権委員は、これらの認定女性団体に所属しつつ、各都道府県ごとに女権擁護委員連合会を結成し、さまざまな女権保護活動に従事することになる。

 ○全日本女性協会: 昭和時代のウーマンリブ運動から活動を継続し、五十年以上の歴史をほこる。

 ○アジア女性連盟: 多国籍の風合いが強く、世界女性同盟を標榜。

 ○ふぇみ*闘う女の会: 三十歳未満の女性によって組織され、全国の大学に支部を持つ。

 ○女の敵を切りきざむ会: “男子滅亡”をうたい上げ、ラディカルさでは群を抜いている。

 ・・・などが特に有名。
▲Returns to the top.




■ ハ ■■■
売権防止法 先人女性の並みならぬ苦労によって獲得した女権を、男性に売り渡すような女性の行為を罰するための法律。たとえば、援助交際などの売春行為は、男性の側は売春防止法および女権法によって処罰され、女性はこの売権禁止法によって処罰される。女権社会における、女の裏切りを取り締まる法律であるといわれる。
ヒラリー アメリカ合衆国の女性大統領。第42代アメリカ合衆国大統領、ビル・クリントンの元妻。当人は格別女権論者ではないと言われるが、国務長官には元CIAで、男子滅亡論者マーガレット・ニコルを起用。
フェミナチ 女権委員会もしくは女権委員に対する蔑称。彼女らの独善的かつ過激な行動をさしていうことが多い。もちろん、おおやけの場で言えば、女性侮辱罪に問われる。
復讐する女の権利 男性懲戒権を参照。
普通選挙 男性にも平等な選挙権が与えられる選挙のこと。実現は難しいとされる。
ベータ・エストロゲン 米国務長官のマーガレット・ニコルが、CIA副長官時代に開発した超強力女性ホルモン。近未來の女権社会において、世界中の製薬会社が、このβエストロゲンを主要成分とする去勢剤を販売している。

 一説によれば、ニコルはミシシッピ川に流れ出したDDT(Dichloro-diphenyl-trichloroethane)などの科学物質が、ワニのペニスを矮小化させ、精巣不全を引き起こしたのを見て、これを去勢剤に仕立て上げることを思いついたという。(それは都市伝説である、とも言われる)

 ニコルはβエストロゲンのライセンスをフリーにした上で、これを“安全な去勢剤”として活用することを提案したため、またたくまに世界中に広まった。今では女性団体のほぼすべてが、これを所持し、日常的に使用している。

 注射器を用いて、男性性器にβエストロゲン成分を注入することで、劇的な去勢の効果があらわれる。ただし、製品にもよるが、1回の投与では、7日間程度の勃起不全・精力減退効果があらわれるだけで、その後は回復する。7日おきに、連続4回の投与で、おおむね男性機能は破壊され、同時に、乳房が発達する、髭が生えなくなるなどの、女性化現象があらわれる。

 このβエストロゲンの特徴を利用して、「βエストロゲン投与1回」「投与3回」などのお仕置きが、痴漢や性犯罪者の男に対して行われる。投与日に女権委員会に出頭しない男には、より厳しい罰が与えられるため、みずから進んで投与を受ける者も多い。

 ペニスや睾丸を物理的に除去するお仕置きにくらべると、肉体的な負担が少ないことから、βエストロゲン投与は、“やさしい去勢”といわれる。

 なお、宮刑を参照。
ペニス・カット このように呼ぶことで、男性器の切除を、“気軽に” “身近なものとして”行おうという思想が見え隠れする。実際、レーザー手術で簡単に行える。入院も不要で、四十八時間後には排尿が可能。

 十五歳までの男子は、母親の一存でカットでき、その場合は性転換者として、戸籍に登録が可能。

 近年、これを「二十歳まで」に改定しようという動きもある。

 なお、宮刑を参照。
▲Returns to the top.




■ マ ■■■
マーガレット・ニコル ヒラリー片腕。アメリカ合衆国国務長官。前職はCIA副長官。1974年、ニュージャージー州生まれ。プリンストン大学大学院博士課程修了。

 おそるべき女権思想の持ち主。自然科学者として優れた才能があり、現在世界中で使用されている去勢剤βエストロゲンは、CIA時代に彼女が開発した。

 世界中の男性から、“男の敵”として恐れられているが、「女性優位時代に核はいらない」の名言を残し、核兵器廃絶に取り組むなど、功績が多い。2017年、ノーベル平和賞受賞。
ミーガン法 1994年に、米国ニュージャージー州で、ミーガン・カンカという少女が、性犯罪の前科のある男に、暴行のすえ殺害された事件をきっかけに制定された。

 内容は各州によって差があるが、出所(仮釈放)時や転入・転出に際して、住居周辺の住民への告知を行うことを柱とする。州によっては、住居に性犯罪歴があることを示すしるしを掲げるよう求めたり、再犯者に対してホルモン療法を強制することもある。

 犯罪者の社会復帰を妨げているなどと批判される。
宮刑 「みやけい」又は「きゅうけい」。男性の生殖器を切り落とす罰のこと。

 古代中国などで行われていた刑罰の名称だが、今日の女性優位社会においては、「男性器へのお仕置き」をさす言葉として一般的に理解されている。したがって、広義の宮刑には、薬物を投与することで行われる去勢や、ペニス・カット、左右のいずれかの睾丸を抜き取りホルモン投与により性欲を失わせる方法による去勢、小中学校などで男子生徒に対して行われる「オトコノコの刑」が含まれる。

 狭義の宮刑は、生殖器を切り落とすことによる去勢罰を意味する。現在のところ、狭義の宮刑が行われるのは、強姦罪又は、常習性のある痴漢の場合に限られる。

 女権委員の中には、さまざまな手法による宮刑を研究し、男性懲戒術のプロを自認する者もおり、世の男性から恐れられている。
▲Returns to the top.




■ ヤ ラ ワ ■■■
やさしい去勢 βエストロゲンを参照。
和姦 女性の積極的かつ、能動的意思により行われるSEXのこと。逆にいえば、そうでないSEXは、「すべてレイプと同価値」とされる。
▲Returns to the top.




サディスティックな♀たちから
虫けらみたいにされてしまう♂の頁
++ 近未來 ++
(CFNM小説,女尊男卑,男性器拷問,去勢罰)

動画 アダルト動画 ライブチャット