[16]

 「フフフ・・・これで、身に着けているものは、一枚のみ」
 越石さくらが、露出させられた僕の乳首を抓りました。
 「見て、すっごい鳥肌が立ってる」
 「こわいの。それとも、恥ずかしい?」
 小宮さなえが言います。彼女は両手で僕の乳首をつかみ、ぐい、ぐい、ぐいっと力を入れて、放しました。
 「あんたは、特別に、時間をかけて、いたぶってあげるよ」
 榎本美沙子も言います。彼女は、僕の内太ももをギュッと抓りました。
 「こんなの、ただの集団リンチじゃないか。いいと思ってるのか!!」
 僕は、予想もしなかった展開に、意地もプライドも捨ててわめきました。
 女性たちは笑って取り合いません。
 「日本の男って、本当にダメねえ。口ばっかりで、女性を馬鹿にしてるくせに、中身がなくて」
 留学生のアイリスが言います。
 「本当にそう!」
 すっかり意気投合した上原絵里奈が調子を合わせます。
 2人の女子大生は、僕の正面に立ち、まじまじと顔を眺めました。
 「こんなやつ、おへその下に注射をして、去勢の罰にしてやればいいんだわ」
 そう言って、アイリスが僕の尻を引っぱたきました。
 「わ、そんなことできるの?」
 と、上原絵里奈。
 「あ、去勢剤を用いる方法は、欧米ではもう流行らないわよ。それよりも、あそこに電極を当てて、みんなが見てる前で、みっともなく何回も射精しながら、 最後には、完全に、生殖機能を破壊される・・・・。電気を使うやり方もあるわよ。あなた、どっちにする?」
 そう言って、女性党議員の小宮さなえが、サディスティックに笑いました。
 「それいい!」
 「おもしろい!!」
 上原絵里奈とアイリス・ユンも笑います。
 「助けてくれ!!!」
 僕はほとんど悲鳴に近い声を出しました。
 「許してくれ・・・僕が悪かった。この縄をほどいてくれ。助けてくれ!!」
 「ふふふ、とうとう泣きが入ったか」
 と、榎本美沙子が言いました。
 「えー、空耳じゃない」
 そう言って、上原絵里奈が、僕の尻をひっぱたきました。
 「そうよねえ・・・こいつが、『ゆるしてくれ』なんて言うはずがないし」
 越石さくらが意地悪く追従します。
 彼女は僕の尻に手を置いて、
 「そうよね?あんた、『わたしたちみたいな女には、絶対に屈服しない』んだったわよねぇ」
 「そうよ〜。たしかにそう言ったわよ」
 榊美華も言います。
 「それが今になって泣きが入るわけがないわ」
 そう言って、彼女は越石さくらとともに、僕の尻を撫でまわしました。
 「さわんなよ!エロババアどもめ!!・・・・ちきしょう!お前ら、覚えてろよ!!あとで、全員同じ目に遭わせてやるからな!!!」
 「ほーらね。口先だけの謝罪で、本心はちっとも反省してないんだから」
 と、上原絵里奈。
 「できるなら、やってご覧よ!その前に、あんたなんか去勢だよ」
 小宮さなえが言いました。
 「ちくしょう・・・・!」
 「ははは、"ちくしょう、ちょくしょう"・・・・惨めだねえ」
 ビタン!ビタン!!と、平手で僕の尻を打ちながら、越石さくらが言います。
 「ほら、もうちょっと、お尻を突き出せ!!」
 越石さくらは、ブリーフの後ろ部分を、ぐいっとつかんで、お尻に食い込むようにしました。
 「あはは、見て、ティーバック♪」
 ヒタ、ヒタと尻を触ります。
 「ちくしょう・・・・レズのくせに」
 「それがどうしたの」
 榊美華が参戦します。
 「あんたたち男の、うす汚い性欲の犠牲になるつもりは、ないの!」
 そう言って、彼女は僕の尻を叩きました。

    
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