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 「さぁてと、それじゃあ、あんたの優しい先生も認めてくれたことだし、今日は時間をかけて、じっくりと懲らしめてやるよ」
 越石さくらが言い、伸縮自在の特殊警棒で、僕の腹をなぞりました。
 「お前ら、僕を、どうする気だ・・・!」
 「お前ら、じゃない!」
 越石さくらが、特殊警棒の先端を、僕の腹に突き刺しました。
 ぎゃう・・・・!!
 僕は息ができなくなり、その場へつんのめります。
 榎本美沙子が頭髪をつかんでいました。これじゃ、前のめりに倒れることさえ許されません。
 「まずは、その口のきき方から、矯正した方がいいんじゃない」
 留学生のアイリスが言いました。
 越石さくらもうなずき、
 「そういう風に、女性を尊敬しない態度が、痴漢や性暴力行為を生む要因にもなるのです」
 「だまれ!」
 僕は叫びました。
 大学の"土橋史子ゼミナール"に参加しているかぎり、某一流商社へのコネが約束されていたのです。それを、一瞬で女たちに奪われてしまった怒りと悔しさは収まりません。
 「絶対に、お前たちみたいな女の思い通りにはならねえぞ!!!」
 「男たちのそんなセリフ、聞き飽きたわ」
 越石さくらが言いました。
 「どうせ強がっていられるのは、最初だけなのにね。今に見てなさいよ。泣いて、許しを乞うようになっても、知らないからね」
 「ふ、ふざけんな。・・・オレをどうする気だ」
 「さあねぇ・・・口で説明しなくても、すぐに分かるんじゃない」
 そう言って、越石さくらは、僕の首根っこをつかみました。
 「おら、立ちなさい」
 「なんだよ、座れって言ったり、今度は立たせるのかよ」
 僕が抵抗するそぶりを見せると、たちまち大柄な紅林央子につかまれてしまいます。
 この女、ただ大きいだけじゃなく、本当に力が強いな。
 越石さくらは、僕を紅林央子にあずけると、机の引き出しから、細長いロープを取り出しました。
 彼女は、慣れた手つきでロープを僕の上半身に巻きつけて行きます。
 「いてててて・・・・ちくしょう!!」
 紅林央子が、力づくで、僕の両手を背中にまとめました。
 その上から、越石さくらが、てきぱきとロープを巻いて行きます。
 二本のロープが、天井付近に横たわっているコンクリートむき出しの梁に通されました。
 越石さくらは、二本のロープを、今度は下へ向けて引っ張っりました。
 榊美華と榎本美沙子の二人が、それぞれロープの先端を引き受けて、部屋の隅にあるステンレス製の書棚に結び付けました。
 つまり、僕は、両手を背中に縛られた状態で、ぴんと張ったロープに吊るされてしまった。
 むろん宙吊りとまではいかず、床に足が届いているものの、つま先立ちを強いられ、 もし自分で立つのをやめれば、たちまち麻のロープが上体に食い込む・・・という、これはこれでキツイ体勢です。

    
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