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 「・・・・あっちは、少し時間がかかりそう。真保ちゃん、泣いちゃって」
 さっき、僕に強烈な金蹴りをお見舞いした身長175センチ、体重80キロの女がやって来ました。
 紅林央子という名前の女で、見るからに実力行使担当です。もと自衛官だそうです。榎本美沙子が主催する"女の敵を切りきざむ会"に所属しています。年齢は、30前半くらい。
 彼女は、女たちの真ん中で正座させられている僕を睨みつけ、「あなたがやったこと。分かってるんしょうね。今日は、タダでは返さないよ」と言いました。

 これで、総勢何人になったでしょうか。
 朝日奈泰子(ラブピース)、越石さくら(ラブピース)、榎本美沙子(切りきざむ会)、榊美華(ひとりママ)、松浦希空(性被害体験者)、 小宮さなえ(女性党)、上原絵里菜(研修生)、アイリス・ユン(アジア女連)、紅林央子(切りきざむ会)・・・・9名です。
 向こうの部屋にも何人かいます。
 朝日奈泰子が、誰かに連絡をして、この場所を教えたりもしています。
 僕は、敵意をむき出しにした9人の女に取り囲まれて震え上がりました。

    
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