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認定女性団体「よつば」活動日記
２月１５日（月）晴れ ◆西武池袋線の車内で女子高校生のスカートをまくり上げ、臀部などに触れたとして、駅ホームで逮捕された三十代のサラリーマンを受け取る。 さっそく詰め所に連行したが、犯行を認めないばかりか、女の取り調べに対して露骨に挑戦する態度だったので、玲子の発案で、この日はじめて“裸のお仕置き”にする。 これは、ふつう女権委員に許されているのは、男を上半身裸で縛り上げてパンツ一丁で正座させるところまでだが、それでも効き目がない場合には思いきってスッポンポンにしてやると、大抵の男は急におとなしく言うことを聞くようになるという玲子のアイディア。 実際に、男は丸裸で１０分間さらしものにされると、気持ちがくじけてしまったらしく、自分の罪を認めた。 わたしたち全員がきっちり服を着ているのに、自分一人だけ無防備な裸をさらし続けるのは、精神的な打撃がとても大きく、よほど強い心の持ち主であっても耐えられないということのようだ。 認定女性団体の経験交流会で聞いてみると、本来は違法だが、意外とどこでもやっているらしい。 「女の敵を切りきざむ会」の榎本美沙子さんに言わせると、「それぐらい当然」だそうである。 これ以降、“裸のお仕置き”は「よつば」の定番になる。 わたしたちは、べつに男の裸が見たいわけじゃないけれど、このお仕置きのときは、みんなでわざと声を上げて、男を徹底的に恥ずかしい気持ちにしてやる。 ２月２６日(金)曇 ◆またしても西武池袋線の車内での痴漢。やはり三十代の男性サラリーマンで、女の取り調べを茶化したり、ふざけたりと、なめた態度も前回と同様。 なので、玲子、美香、若菜（わたし）の三人で相談して、裸のお仕置きにする。 男はそれでも悪態をついていたが、金曜日ということで、出動してくる委員の数が多かったせいか、しばらくして泣きが入った。 それまでの態度が悪かったため、男性懲戒センターに送る意見も出たが、被害者の女子高生と350万円で示談が成立し、βエストロゲンの投与１回で釈放となった。 ３月１日（月）晴れ ◆今日から研修を終えた真琴、ひかる、麗子が女権擁護委員の資格を引っ下げて戻って来た。 真琴は特に柔道四段の実力者で、華奢な外見からは想像がつかないが、男を締め上げるのに重宝することは間違いない。 ひかるはお医者さんなので、将来は去勢術も行ってもらうつもり。麗子は帰国子女で、海外の女性上位運動にも通じている。 さっそくみんなで男狩りに出かけるが、今日のところは"獲物"に出会わなかった。 夜、「よつば」会員２４名が勢ぞろいして、三人の女権委員就任祝いを１１時過ぎまで。ひかると麗子は、豊川悦治似のイケメン店員にさかんにちょっかいを出していた。そんなに気に入ったのなら、今度理由をつけて連行しちゃえば。 ４月１７日（土）雨 ◆今日は定期パトロールの日。女権委員の資格を持つ七名が参加し、三チームに分かれて池袋駅およびその周辺を巡回する。 午前中はこれといった成果なし。 午後になり、玲子＆裕美子のベテランコンビが、西武デパートの女性下着売り場で、盗撮行為を目撃、これを取り押さえる。 犯人はオタクっぽい二十代後半男子。ただちに詰め所に連行する。 身体検査をしようとしたら、急に暴れ出したので、全員でボコボコにして縛り上げる。 泣いて許しを乞うたが、没収したデジカメの中に盗撮画像が多数含まれていたため懲戒センター送りになった。 ４月２５日（日）曇 ◆有名私立大学に通う二十一歳の男子大学生が、女子中学生にお金を渡して、わいせつな行為をしようとしたとして、詰め所に連行されて来る。 捕まえたのは、被害者を含む９人の少女たち。 男子大学生の申し出にＯＫするふりをして、近所の公園に呼び出し、そのまま人数にまかせて取り囲み、有無を言わせず連れて来たらしい。 わたし（若菜）と、美香で尋問したところ、これまで何度も少女に声をかけながら、目的を果たすことが出来ていない。 面白いので、女子生徒たちにも手伝わせて、裸のお仕置きにする。 両手・両脚をロープできっちりと縛り上げ、身動き一つ出来ない状態で、しばし裸体鑑賞。 そのうち、玲子、ひかる、真琴、麗子らも戻ってきて、かわいそうに、男子大学生は屈辱に全身をふるわせていた。 」 お仕置き用のソファに縛りつけて、たっぷり反省させた後、厳重注意して解放。 もともとシャイなおぼっちゃん学生が、二度と女の子に声をかけられないだろうなと思う。 ５月１７日（月）雨 ◆今日のターゲットは男子高校生。 なんでも同級生の女子を仲間で輪姦しようとしたらしい。 女権委員会の規則によれば集団強姦の罰は（たとえ未遂であっても）去勢と決まっているが、まだ十七歳なので迷う。 結局、厳しく反省させるために、裸のお仕置きにする。 月曜日はもともと委員の集まりが悪いはずなのだけど、男子高校生をお仕置きすると聞いて、大勢（ほぼ全員）集まってくる。 それと、高校生の母親にも連絡する。 母親が到着すると、高校生、無残にも生えそろった下半身を、母親を含めた女１７人の前でさらしながら、四つんばいにさせられ、かわるがわるスパンキングのお仕置きを受けた。最後は放心状態。 本当に反省しているか確かめるために、月一回、「よつば」に来させるように母親に伝えた。 |
