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ある女系家族



 喪服姿の女性というのは、年齢に関わらず美しく見えると思うのは、私だけでしょうか。

 何年かに一度の法事のさい、久しぶりに顔を会わせた親類の女性たちが、黒い喪服姿に、白い首すじ、 ほんのわずかに空いた胸元・・・・・・そこに淡い色のパールを着けているのを見て、不謹慎な想像 (親類であるにも関わらず、喪服姿の彼女らに逆セクハラじみた、イヤらしいことをされてしまう)をつい してしまったことは、一度や二度ではありません。

 きっと喪服の“黒”は、女性を若く、美しく見せる魔力を秘めているのでしょう。

 そんな妄想から、こんなストーリィが生まれました。
 いずれ機会を見て、小説にできたら・・・・・・と思います。


 ある女系家族。その家では代々長女が絶大な権力を持ち、外から婿をとることで血筋を維持している。

 当然、婿はいわゆる“マスオさん型”ばかりで、家のしきたりや財産、相続に関しては、極めて弱い 発言権しか持たない。夫婦の間に子供ができた場合、女の子であれば、家の跡取りとして育て上げる ために、一流の学問、諸芸能を学ばせる。男の子は、それなりにしつけるが、財産の一部分とはいえ 相続権はなく、やがてはよその、同じような女系家族のもとへ婿に出す。

 そんな女尊男卑の思想を代々受け継いできた一族に、あるとき法事がいとなまれる。むろん、親戚中の 女たちが、それぞれ美しく着飾って集結する。

 このお話の主人公は、雅弘(仮名)という名前の、今年成人式を終えたばかりの貴公子で、 彼の母親は女系家族全体の“グランドマザー”である。

 さて、雅弘には当然ながら大勢の従姉妹がおり、上にはすでに婿をもらって結婚し二児の母親と なっている女性もいれば、下には小学校に通う少女もいる。

 厳格な母親のもとで、上品に育てられた雅弘であり、未だに童貞であったが、 女ばかりが大勢集まっている、この得意な雰囲気に酔いしれ、つい彼は“過ち”を犯してしまう。
 そう、彼は従姉妹たち数人が入浴している姿を、のぞき見し、当然のようにそれがバレてしまったのである。

 もともと女性上位の思想を植えつけられて育っている従姉妹の少女たちは、自分たちの裸体を 目撃した雅弘をとうてい許すことができず、あとでそろって彼の母親に訴え出た。

 どうにか自分の罪を言い繕おうとする、雅弘。
 だが、従姉妹たちの追求は厳しく、さらに親戚・一族の女性たちがぞくぞくと審判に加わり、 彼が嘘をついていることを暴きたてる。
 とうとう、彼の母親は、自分の実の息子に向かって、“グランドマザー”として、過酷な罰を宣告しなければならなくなった。

 その日、雅弘が受けることになったのは、『お尻叩き二百五十回の刑』である。
 本来ならば、性的犯罪を犯した彼(のぞき見とはいえ、性犯罪であることに代わりはない、というのが女系家族 らしい感覚である)には、助かる術はないはずだった。一生、子供を作れなくする『パイプカットの刑』 か、ヘタをすると、二度と性欲がわかなくなる『去勢剤の投与』が行われて然るべきであるのに、 彼の実の姉である、雅子の嘆願によって、かろうじて減刑されたのである。

 だが、代わりに与えられることが決まった『尻叩き』にしても、二十歳にもなった男性が受ける 『お仕置き』としては、十分に屈辱的なものであった。

 二日間にわたって行われた法事のしめくくりとして、雅弘に対する罰が執行されることが、一族に 伝えられた。だが、あらかじめ充分に予想できたことだが、一族の男たちは誰もそれに参加をせず、 もちろん異議をとなえることもない。

 結局、いちばん年下の小学生の少女から、雅弘に入浴姿を見られた十代、二十代の従姉妹たち、 さらに三十代、四十代の叔母たちといった女性ばかり十数人が見守る中で、雅弘は着ている物をみんな剥ぎ取られ、 彼女たちから、代わる代わる、何度も何度も交代で、尻を叩かれる。

 そして、屈辱のあまり勃起したペニスを実の母親や姉たちに見られ、ますます彼の屈辱感は高まっていくのである。





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